命を守る

■災害時に取るべき行動|あなたと家族を守るために

  • 災害ごとの事前避難と命を守る行動(地震:ダンゴムシのポーズ/台風:外出回避など)
  • 発災時とその後の行動(避難ルート確保・連絡方法など)
  • 避難情報の5段階レベルの理解(警戒レベル1~5)

■ 地震の場合:ダンゴムシのポーズで身を守る

地震は突然起こり、数秒で命を左右する場面になることがあります。大きな揺れが来た時、最も重要なのは「自分の身を守る行動」です。

ダンゴムシのポーズ(安全姿勢)とは?
地震の最中に安全を確保するための基本姿勢です。

  • 両ひざをついてしゃがみ、頭を下げる
  • 両腕で頭と首の後ろをしっかり覆う
  • 背中を丸め、できるだけ小さくなる
  • 落下物のない机の下などに入り、動かない

この姿勢をとることで、倒れてくる物・落ちてくる物からの頭部や体の保護につながります。特に学校や家庭での訓練に効果的です。

■ 台風・暴風雨の場合:外出を避け、早めの準備を

台風は数日前から接近の情報が得られます。事前の備えと冷静な判断が命を守ります。

命を守るための具体的行動:

  • 台風接近前に 食料・水・懐中電灯・充電バッテリー を備蓄する
  • 雨どいや排水溝の掃除 をして浸水を防ぐ
  • 強風に備えて ベランダの物や植木鉢を屋内へ
  • 避難のタイミングは明るいうちに。夜間の移動は危険
  • 危険区域に住んでいる場合は 早めの自主避難 を検討する
  • 極力外出は控える(冠水・倒木・突風による事故の危険)

■ 発災直後の行動

  • まずは自分の身の安全を確保(頭を守る、落下物から身を守る)
  • 揺れや風雨が収まったら安全確認(火の元・ガス・電気)
  • 避難すべきかどうか判断(周囲の状況や自治体の指示を確認)

■ 避難ルートの確保

  • 自宅から最寄りの避難所までのルートを 事前に徒歩で確認しておく
  • 土砂災害警戒区域や浸水想定区域を避けたルートを選ぶ
  • 道が塞がれた場合の 代替ルートも考えておく

■ 家族との連絡方法の取り決め

  • 災害用伝言ダイヤル(171)やLINE・SNSの活用
  • 「○○公園で集合」などの場所指定を決めておく
  • 学校や職場の安否確認のルールも共有しておくこと


◎避難情報の5段階レベルの理解(警戒レベル1~5)

災害時に市区町村から発表される避難情報には5つの段階があります。これらを正しく理解し、レベル3や4の段階で避難する判断が大切です。

警戒レベル 内容 住民がとるべき行動
レベル1 早期注意情報 最新の気象情報に注意を払う段階
レベル2 大雨・洪水・高潮注意報など ハザードマップを確認し、避難準備を始める
レベル3 高齢者等避難 高齢者や体の不自由な方は 避難開始。他の人も避難準備を完了させる
レベル4 避難指示 全員避難すべき段階。危険が差し迫っている状況
レベル5 緊急安全確保 命を守るための 最後の行動。既に災害が発生している可能性あり。安全確保を最優先に

レベル5は避難できない可能性が高いため、レベル3〜4での避難が原則です。